ファリエロサルティ|falierosartiのストール通販【ファリエロサルティスト】


【FalieroSarti(ファリエロサルティ)がストールに込めた想い、そして表現とは】 

 

初めまして。ファリエロサルティスト店主の絵美です。


はじめて知る方や既に知ってる方にもわかっていただきたくて、
今回改めてファリエロサルティの魅力について掘り下げていきたいと思います。


高価なストールブランドというイメージが強いですが、
成り立ちからいろんな活動をみていくと、なぜ評価され続けているのかというのが分かります。


改めてファリエロサルティというものに向き合ってみると、
伝えきれていない魅力がまだまだあるなと考えさせられるものでした。


そんな魅力を皆様にも共感していただけたらとても嬉しく思います。


 

FalieroSarti(ファリエロサルティ)とは


そもそもFalieroSartiは自社商品は販売していませんでした。

有名メゾンやハイブランドに生地を卸す高級テキスタイルのメーカーです。


1992年に創業者ファリエロ・サルティの孫娘であるモニカ・サルティが
ストールブランドを立ち上げました。

それが私たちが知っている「FalieroSarti」というブランドです。

モニカ・サルティは若い頃にイタリアを離れてニューヨークのファッションブランドANNE KLEIN(アンクライン)でデザイナーの基礎を固めました。そしてその後、美術史も勉強したようです。


このアンクラインは『タイムレスでモダンな、アメリカンクラシック』をコンセプトに世界40か国以上で展開される大手ブランドです。

創業者はニューヨーク生まれで、NYの空気感や最先端のカルチャーが色濃く反映されています。


そこで磨いたセンスを活かして

スカーフの古いイメージを一新するレーベルとして

自らディレクションを務める「Faliero Sarti」をスタート。


彼女のセンスと創造性とブランド持っている技術力が結集されたものが

現在の「ストールコレクション」なのです。


 

ファリエロサルティの始まりと歴史


1949年にフィレンツェでファリエロ・サルティ氏によって

「sarti社」が創業したのがはじまり。

高級素材を使った生地を生み出すテキスタイルメーカーでした。

糸からこだわり、生産地にこだわり、織り方・織るための機械もこだわる、そんなメーカーです。


いろんな高級天然糸を使い、独特な風合いのある生地を作るのが有名メゾンの目に留まるようになり始めます。

その後も妥協をせず、常に編み方や染技法を研究し続けてきたから今もあり続けることが出来ている。


サルティのストールを巻いた時のあの

「空気を纏っているかのような、
軽やかで独特な風合いと手触り」は、

こういった伝統の上に存在していた感触だったんですね。


モニカ・サルティの独創的な世界と、老舗ブランドが持つ高い技術力を結集した本格ラグジュアリーストールブランドこそがこのファリエロサルティというブランドです。


日本の伝統工芸のリブランディングに通じるところもある成り立ちですね。


 

定番の証明【1】有名メゾンのデザイナーたちが認める魔法の生地とは?


ファリエロサルティは多くの有名メゾンに生地を卸していることに触れました。

具体的にどんなブランドやメゾンと取引をしていたのか見ていきたいと思います。


「布づくりの魔法使い」と評される理由を探るため、レセプションパーティーに参加した人を
見てみます。


FalieroSarti(ファリエロサルティ)が50周年を迎えた時にレセプションパーティを開いたそうです。

その時には世界の錚々たるデザイナーが一堂に集結したそう。


祝辞を述べてる人は誰もが知るような有名デザイナーばかりです。

それら祝辞の内容からFalieroSartiが培ってきた品質に対するこだわりが分かります。



 

ジョルジオアルマーニ

“ファブリックとスタイルは、
ファッションの文脈においてアルファベットの“アルファ=始まり”と“オメガ=終わり”です。
「オメガ」がジョルジオアルマーニであって、「アルファ」がファリエロサルティ。

この関係・このやり方で...長い間続くことを願っている。”


アン・ドゥムルメスター

“彼らがプロデュースして創り出す素材や、
そして付随するサービスにおいても、全てがハイレベルです。
加えて彼らのその『ノウハウ』の向かう先は常にただ一つ、来るべき時代に向けられている。

Faliero Sartiは、こういった理由で知名度の高い企業である。
サルティ氏、最高品質で美しい素材を作ってくれてありがとう。”



ジャンフランコ・フェレ

“今日、ファッション業界は今まで以上に、
クリエイティビティと素材の研究の相関性について、
定量的に理解するという課題に直面している。

実験、技術革新、発明、さらには時間をかけて習得してきた技術の継続的な開発研究。
そういったものは独自の伝統的な生産手段という道に沿って大胆に辿ってきたものである。

”品質への嗅覚”と”生産工程の改良”の関係性とは、
”職人気質なこだわり”と”商業的なノウハウ”の関係性や、
”手仕事”と”テクノロジー”の関係性のようなものだ。

伝統的な繊維製造業界において、
ファリエロサルティは最も重要で影響力のある代表格だ。
将来を見据えた時、
この50年サルティが積み上げてきた功績や経験は、
この先50年で間違いなく最大の強みとなる。”



ジャン・ポール・ゴルチェ

“コラボレーションしてくれてありがとう。
良質な生地に感謝の意を表する。”



ロミオ・ジリ

“サルティの生地はデザイナーにとっては“アラジンの魔法のランプ”のようなもの。

気だるい気の抜けた素材じゃない。
織り方、作り手のこだわり、光の抜け方、そのすべてに希望とクリエイティブな期待が存在する素材です。”



ドナ・カラン

“ラニシフィコ・サルティは親切で情熱的で創造性にあふれ、品がある。

私にとってはイタリアの象徴そのものだった。”



コシノヒロコ

“もう何年前か忘れてしまうぐらい昔、パリでのコレクションを始めたころであろうか、
イタリアのコモで彼と初めて会った。
人のよさそうなとてもやさしい人。
けれどこと仕事の事、クリエーションの話となると、とたんに顔が変わる。
まるであの風合いの良い時のロベルトが創り出す布地とそっくり。
彼が作り出す生地は彼のキャラクターそのものだ。

ロベルトのファブリックを、長年にわたって使ってきた。
私は、イタリアのスタイルとテイストとか特別な感受性が本当に好きで、美的感覚と伝統が溢れている。
彼の作品に触れると、まるで魔法の布のよう、私の中の何かが共振して無限の新しい形を作り出すことができる。
ある日、私は彼にいくつか軽やかなリネン生地で作られた夏の着物を見せたことがある。
それを見たロベルトの情熱がとても興味深い。その熱量は今迄日本人に見たことがない興味の抱き方だった。
まるで初めてすごいオモチャを与えられた子供の様に目の色顔の色が変わってしまった。
それはもう糸一番で作った人への魅力にとりつかれたようにー。
そのイメージを大切に彼は次にどんなものを私に作ってくれるのかしら。
社長であり経営者であり、それ以上にすごいクリエイターであるロベルト・サルティ。
彼は布づくりの魔法使いである。”



マルタン・マルジェラ

“happy ['haepili] adv heureusement, par
bonheur (luckily) ||~iness n bonheur m ||
~ y adj heureux;~ birthday!, bon anniversaire; ~ New Year!, bonne (et heureuse)
annèe ||cinquante [sekat] adj. num. card. inv. cin-
quanta. ?adj. num. ord. cinquantesimo”

『50周年おめでとうございます。』
(イタリア語、フランス語、英語、更には記号やアクセント、略語などを使用して「文章をデザイン」し表現されている。)


モスキーノ

“ファリエロサルティの最大の願いは、
あなたと末長いビジネス関係を築き上げることと、
ともによい品質を追い求めていくことです。”



二コラ・トラサルディ

“連綿と続けられる研究とクオリティを確立し続ける事によって、
ファリエロサルティはイタリアの繊維産業のトップブランドまで登りつめた。”



ドリス・ヴァン・ノッテン

“50周年おめでとう!
伝統と革新の融合が図られたこんな素敵な生地を、
サルティがこれからも作り続けてくれることを願うよ。”



ヴィヴィアンウエストウッド

“ラニフィシコのことを考えると、「クオリティ」という単語が真っ先に思い浮かぶよ。
私にとって彼の生地は使う喜びにあふれていて、コレクションに欠かせないものなんだ。”




祝辞もこれは一部分です。だけどもうこれだけで十分に理解できます。



トップデザイナーにここまで語らせるのは、

ファリエロサルティの素材への情熱を証明するものであって、

品質を約束されてるっていう意味合いになるんだと感じました。



 

定番の証明【2】コラボアイテム 


▼写真家「マッシモ・リストリ」とのコラボレーション

16SSから展開されているモニカサルティとマッシモ・リストリのコレクションラインです。
マッシモ・リストリはイタリアの人気写真家。

独特の技法で撮られた建造物はリアルな描写ながらなんとも幻想的な雰囲気を醸し出します。

その美しさをそのままストールのデザインに落とし込んでいて、

額縁に入れるとそのまま壁に飾れるほどの芸術品です。


 

▼ディズニーシリーズ

ディズニーコラボのアイテムは数年前から時々リリースされています。

2019-2020はファリエロサルティが70周年のアニバーサリーイヤーです。
2019年にはドナルドダックが85周年の誕生日を迎えたため、ダブルアニバーサリーとなります。

19FWではそんなメモリアルなディズニーコラボシリーズが話題となっていますね。

当ショップでも19FWでディズニーコラボを展開しております。

 
◆◇◆Disneyコラボアイテムはこちらから◆◇◆



 

▼イタリアアニメ「Diabolik(ディアボリック)」とのコラボ

1962年から今も続く長寿イタリア漫画であり、

あのルパン三世や、映画「パルプフィクション」とかにも影響を与えたとされている超ロングヒットアニメです。

ヨーロッパでは最も売れていて、向こうでは国民的アニメのようです。

そんなアニメのキャラクターデザインをストールにしているシリーズも展開しています。

きっとライセンス契約とか大変だったとは思います。

それもコラボできてしまうのは老舗メーカーだからこそ、なんでしょうね。


 

▼マップシリーズ

その他にも人気シリーズのひとつ、Map(マップ)シリーズがあります。

文字通り、どこかの都市や地下鉄路線図など、“地図”をモチーフにしたデザインを打ち出しています。


住んでる人からすると当たり前の光景も、ひとたびモニカ・サルティの手にかかればデザインに昇華されています。


ありきたりな物を綺麗に魅せるのってとても難しいですよね。

そのまま描写してしても意味がないし、デフォルメしすぎると“マップ”としての意味が薄れてしまったり…


「いつもすぐ隣に在るもの」をデザインに落とし込んでしまうなんて、
やっぱり凄いな、素敵だなって関心してしまいます。


普遍的であることを探求するモニカ・サルティのマインドとか、ブランドとしての一貫性が
このシリーズに投影されてるように感じてやみません。



マップシリーズモデル紹介:Japan(ジャパン)


毎シーズンでリリースされているParis(パリ)はいつも人気で発売すぐに売り切れてしまうほどです。

今季はなんと!Japan(ジャパン)もリリースされました。

 
Japan(ジャパン)ストールはこちら
 


旅行日記のような日本が描かれています。

手書き風のイラストデザインでリラックス感があります。

定番人気モデルのAZZURRA(アズーラ)と同素材のモダール×カシミアのコンビ。


柔らかく、薄くて大判なので、
サラッと使えたり、暖かくも巻けて、1年中使えるモデルです。


旅のお供にもちょうどよく、話のきっかけになってくれたり、御守り代わりに持って行っても役に立ってくれそうです。


今季はこのジャパンの他、パリやロンドンの3モデルがリリースされました。
当ショップではこのジャパンの他、パリも取り扱っています。



マップシリーズモデル紹介:Paris(パリ)


タイミングでメーカーから仕入れてるものの、生産が終了しているともう私としてもどうしようもなく…

心待ちにしているしてくださっているお客様に1人でも多くお届けできるようこれからも精進いたします!

 
Paris(パリ)ストールはこちら


 

▼プリント柄はシーズンごとにコンセプトが変わる

それ以外にもデザイナー=モニカ・サルティの人柄をそのまま表現したようなデザインもあります。

 

 |ファリエロサルティストの店主ブログ

こちらにも書いていますのでよろしければご覧ください。




彼女は呪術や占いがとても好きなんです。

タロットシリーズなんかがまさにそのコンセプチュアルなデザインですね。


Trrott(タロット)


その他にもアフリカのプリミティブな雰囲気やカラーを取り入れたシリーズなど、

彼女からはまるで泉のようにアイデアが湧き出ています。


長年追っていると、彼女の人柄に触れてるような、

新しいシリーズを見ると、昔の友達に逢うような、

懐かしくも嬉しいような感覚になります。

 
 
Tarot(タロット)ストールはこちら


 

定番の証明【3】贅沢に使用される素材たち

▼カシミヤ〜誰もが納得の高級「ハイパフォーマンス素材」〜

高価さもあって「繊維の宝石」なんて表現されることもあるカシミヤです。

カシミア100%ストールなんかはとても高価ですが、

最近はリーズナブルな物もあります。

ピンキリですが玉石混交の状態で何がいいのか分からなくなってきますよね。


因みに「カシミア」も「ウール」も元は山羊(ヤギ)の毛なので

大きな分類ではウールの一種です。

ではどう違うのか?

山羊のなかでもカシミヤ山羊という種がいます。

中国とかネパール、モンゴルなどの標高の高く極寒のところに住んでいます。

このカシミア山羊の冬にしか生えない“産毛”のみを原料として作られているのがこのカシミアウールです。


カシミアの保温力や保湿性はこの産毛(うぶげ)の細くて柔らかい素材に秘密があったんです。

だからあんなに暖かいんですね。

吸湿することで中で発熱し、その熱を空気の層で逃さないようにしているから

保温性が非常に高くなっています。


しかも普通ウールってチクチクするけど、カシミアって肌触りが良いですよね。

これも理由がしっかりとあります。


◆まず繊維自体が細い。
産毛っていうくらいだから人の毛も一緒で産毛は細いですよね。そして柔らかい。

◆そして油脂分が繊維を覆っている。
天然カシミアには油脂分があってこれがこの産毛にまとっています。

だからサラリとした着け心地があるんです。

◆あとは突起が少ない。
普通のウールにはミクロレベルで見ると結構突起があります。

これがチクチクの原因になるんですが、
カシミアにはこの突起がそんなにありません。

これらは見た目にもいい効果があります。
 


そうなんです。カシミア素材には特有の光沢感があります。

また見た目だけじゃなく肌触りの点でも

艶やかなヌメリ感があって柔らかい着け心地になります。


カシミアのメリットとして、
○肌触りが良くてチクチクしない
○軽くて弾力性があって型崩れしない
○光沢があって高級感がある
○何より暖かい!

高級な素材である理由はうなずけるものでした。


逆にデメリットとしては、
●水に弱い
●ゴミやホコリが付きやすい
●家で洗濯しにくくクリーニングに出すしかない

高級素材の性(さが)とも言えます。かわいい子は手が掛かるものです。


ただこういうデメリットを知っておいていただければ、

日々のメンテナンスのお役に立てるかと思います。

 


 

▼ヴァージンウール〜「普通のウール」とはどう違う?〜

ウールと一言に言っても安価なもの〜高価なものまで、
非常に幅があります。


ずばりヴァージンウールとは、

『今までに一度も毛を刈った事がない羊から取れる最初のウール』

のことを言います。


羊の一生のうちたったの一度しかとれない超貴重なウールなんです。


当然、大量生産可能なアイテムには適していません。

みなさまは製品表示のタグはよく見られますか?

業界では「ヴァージンウールでつくったシャツは一生着られる」と言われるぐらいの優れものです。


もしお持ちのセーターなんかでバージンウールを見つけられたら一生の相棒として愛してあげてくださいね。


肌触りも2回目以降の羊毛よりも柔らかくてとても心地よい肌触りをしています。

保湿性や防水に至ってもヴァージンウールの方が高いとされています。


もちろん2回目以降に取れるウールも“天然”に変わりなく、
それだけで上質なものです。

お客様のニーズに寄り添ったアイテムを送り出しているメーカーは、
縫製やデザインでも惹きつけられますが、
こういった原材料からのこだわりを更に強く打ち出します。

サルティはこういうメーカーやブランドの要求に
高く応じてきたテキスタイルメーカーだからこそ、自社のブランド展開でもストールに惜しみなく使用したのだと思います。

“本当に良いものを妥協なく世に送り出す”というイタリアのクラフトマンシップが強く感じられますね。

 
◆◇◆ヴァージンウールが使われているストール◆◇◆
Sariano(サリアーノ) ブルーチェック

ISADORA(イザドラ) チャコールグレー


 

▼シルク〜古くから愛される「高級品の代名詞」〜

蛾(が)の幼虫の蚕(かいこ)が外敵から身を守るためにつくる繭(まゆ)から織られた天然繊維です。

大昔から貴族のドレスなんかに使われていますよね。

見た目だけじゃなく機能面でも超優秀な素材です。

その機能とは、「適度な温度と湿度を保ちながら紫外線から肌を守る役割」。


吸湿性や放湿性はコットンの1.5倍もあるとされてます。

この秘密は繊維の構造にあるみたいです。

構造的に繊維に隙間ができるので、
夏場に汗をかいてもシルク自体が汗を吸ってくれて湿気として外に逃がしてくれる効果があります。
また冬場には肌から体温が逃げようとするとこの繊維の隙間に熱を保持して暖かさをキープしてくれます。


『人の肌に近い生地』

なんていう表現もよく言われますよね。  



でも最大と特徴はやっぱりなんと言ってもその光沢感。

ドレスやフォーマルな装いの時に欠かせない素材感がこの『光沢感』です。


フォーマルなシーン=“高級”な装い


このことからもシルクは高級とは切っても切れない関係にあります。


その他にも保湿性に加えてシルクの長所として『保温性』にも優れている点はあまり知られていないようです。
これが冬にも使われている大きなメリット部分と言えます。



このようにメリットが盛り沢山ですが、その反面デメリットもやっぱりあるんです。

そう、お手入れが大変なんです。


洗濯は基本的にクリーニングに出すしかありません。

さきほど紫外線から身を守ってくれることに触れましたが、
裏を返すと、それは紫外線を吸収しすぎるということです。

直射日光に晒され続けると黄色く変色してしまいます。


また肌ざわりの滑らかさの代償として、とてもデリケートな生地です。

摩擦に弱くて簡単な引っ掛けにすぐにほつれが生じてしまいます。


ちょっとした豆知識なんですが、ホンモノのシルクを見分ける方法があるんです。


繊維産業の知人に聞いたところ、シルク生地同士を擦り合わせると独特な音がするらしいです。

「キュッ キュッ」といった少ししめやかな音を『絹鳴り』というらしく、
これは糸の断面が三角形だから出る音なんですって。

ホンモノのシルク100%を確かめたい時には是非試してみてくださいね。



2mに近いサルティのストールにはこのシルクがふんだんに使われています。



シルクはこの見た目の部分と肌触りという点で、
サルティのストールの根幹を支えている素材のひとつと言えるでしょう。

 


 

▼モダール〜意外と知られていない「高品質な脇役」〜

モダールとはレーヨンの一種とされています。

レーヨンとは木材パルプを原料にしてつくられる繊維で、
環境に優しくて燃やしても有害物質が出にくいエコ素材です。

シルクのような滑らかさと光沢があって、その上吸湿性にも優れています。

しかし弱点もあります。
それが水に濡れると強度が落ちていってしまうという点です。

合成繊維ながら、洗濯には強くないという性質がありるんですね。


その欠点を克服した素材こそが“モダール”なんです。

レーヨンのような機能性や美しさを兼ね添えながら、洗濯可能という文句なしの合成繊維なのです。

因みに強度はレーヨンよりも強いものの、モダール100%になるとゴワツキやシワ感が強くなってしまうそうな。

そこでコットンやリネンなど他素材にプラスすることで、それぞれの素材の良さを最大限高めてくれるとともに強度も増してくれるんです。

また発色性もよく、色乗りが素晴らしい!
サルティのカラーリングに深みと奥行きをもたらしているのは、実はこのなんとも目立たない「モダール」のおかげだったりするんです。

 


 

値段とは 価値とは

▼物としての価値

高い服にその付いている値段だけの価値があるのか、というのはよく話の種になりますよね。

実際は「そのブランドだから」っていう理由だけで値段が上がっている物もよくあると思います。


ただFalieroSarti(ファリエロサルティ)にはこうした高級素材が惜しみなく使用されています。

そういった高級素材を使って、現在までメーカーとして守り続けてきた技術をつぎ込まれて生地となります。

そうやって織り成すストール…
ファリエロサルティが高価になっている価値とはここにあるんです。


使用する側にはその結晶が満足感として還元されています。


ハイブランドのアイテムはただ「そのタグが付いてるから」だけで買う人も居ます。

それを否定するつもりは全然ないです。

どこに価値を認めるかは、その人それぞれですから。

所有欲、ステータス、周りとの協調のため、、、

動機は何だっていいような気がする。

ただ、サルティには単純にその「物」としての価値が高いのです。

今年買ったものが10年経っても使える。

10年間自分とともに時間を共有できる物って愛着あります。


10年先も使えると考えるとその価値は納得できるものです。


 

▼変わり続けるトレンド

ファッション業界でよく聞く「トレンドカラー」がありますが、

あれって2年前に決められるっていうのは有名な話ですよね。

トレンドやブームはここ10年の移り変わりはこれまでより更に早かったとされています。


そういえばいつの間にか聞かないブランドや見かけなくなったアイテムも

思い出してみるとたくさんあるものです。


着こなしやサイズ感とかはブランドのブームよりも長いものの、

3年周期ぐらいで変わることがほとんどです。



ファッションって「流行=みんながしてる事」で形成されます。

だから「いつまでも格好良いスタイル」って実は存在しないんです。


だからずっと同じ服を着ていてオシャレにできるか、となると現実はそうじゃありません。


移り変わりがあって価値観も変わるからこそ、それに対応していくのが「おしゃれ」というものです。


例えばジャケットひとつとってもリサイズしたり、組合せを変えてみたり、敢えて着崩したり、

ひとつのアイテムでもずっと使っていく事はできますが、それでもその変化はその時代に合わせています。


 

▼年代ごとに変わる自分自身

誰もが年を重ねていきます。ミニスカートもいつの間にか履かなくなりました(笑)

でも服を着替えて気分が変わったり高揚するあの感覚は何歳になっても変わらなかったりします。


でも10代に好きだった服を30歳にも着続けるって結構難しくないですか?

体型が変わったり、好きなシルエットじゃなくなったり、ブームが終わっていたり…

学生時代より働き始めると仕事上での振舞いが多くなって。

結婚したり。子供が生まれたり。


何も気にせず自由に楽しむっていう事が減って、世間体の方が大事になっていきますよね。

関係性の中で身に付ける服を求められる事も増えてきます。


そうやって自分自身も変化して、趣味嗜好も変わります。

それが当たり前だとしても、いつでもどんな時代も身に付けているような相棒と言えるアイテムを持ってる人がいたら、惹きつけられちゃいます。


 

▼何にお金を使いたいか

不景気と言われる時代が続く中、みんなお金の使い方が変わってきてるように思います。

10年前の30代40代が使うお金

今の30代40代が使うお金

違ってきています。

かと言って今の30代40代の人が40代50代になったとしても、10年前のその年代の人とは違う価値観をもってお金を使っていると思います。

社会的な立場やライフステージによっても
「使わないといけないお金」「使いたいお金」の価値観も違ってくるはずです。


今ファッションや見た目に昔のようにお金を掛けている人ってどれぐらいいるのでしょうか。


私は減ってきているようなそんな気がします。


そういう事にお金を掛けられなくなったからこそ、「ずっと変わらない物」とか「ずっと愛せる物」を選ぶようになります。


だからこそ間違いない物として、ファリエロサルティを皆さんに知ってもらいたいって思うんです。


 

なぜサルティは評価されているのか

▼一流ファッショニスタ大草直子(オオクサナオコ)さん愛用ストール

「1週間着回しコーデ」「着回し力」と聞くと、この方の名前がいちばんに思い浮かぶ人も多いはず。


昔はファッション雑誌の編集をしていらした経歴をお持ちで、

その後スタイリストとして独立されます。


今でも50歳を前にまだまだ第一線で活躍しながら

キラキラと輝き続けてる、私の女性としての憧れの人です。


大草直子さんがスタイリングの指南書として発行したのが『Styling Book』


愛読書でずっと手元に置いていきたくなるようなこの本でもサルティは紹介されています。



詳しくはこちらの記事に書いてあります。
⇒ 


 

 

▼超一流ファッションエディター三尋木志保(ミヒロキシホ)さん愛用ストール

Oggiで大人気エディターとして活躍されていた三尋木志保さんもファリエロサルティの愛用者のおひとりです。

アパレルメーカーとコラボ商品の企画や雑誌の企画もされて、
ファッション業界では知らない人はいないほどの人です。


スタイリストと言えばファッション業界の最前線にいるような人たちです。

最新トレンドを取り入れたスタイルを提案することがお仕事ですから。


三尋木さんのご自身のスタイリングを出していますが、いたってシンプルな装いが多い印象。

トレンド感の強い服を着ているわけではないのに洗練されて見えるんですよね。

 

“どんなにおしゃれなスタイリングでも、読者の方がまねできないものだと意味がないですよね。
一般の視点でリアルかどうか、そこはエディターとしてこだわりたいポイントです。”



うん。確かに哲学を大事に持っていらっしゃることがよく分かります。


そんな三尋木奈保さんもご自身の本『My Basic Note2』でも

9年間愛用されていると紹介されていたストールもFalieroSarti(ファリエロサルティ)です。


くわしくはこちらの記事に書いてあります。
⇒ 


とても納得のできるスタイリング哲学で日々参考になります。
 

 

▼一大ムーブメントを終えて〜

ファリエロサルティは日本では2015年ぐらいがいちばん有名だったと思います。
実際どのセレクトショップにも並べられる時代がありました。

そこから数年経った今、その時ほどの勢いは正直ありません。


勢いこそありませんが、大草直子さん三尋木志保さんを始め、変わらない価値を求める人達によって、

ファリエロサルティはずっと愛され続けています。



テレビや雑誌、モデル、女優、著名人、、、

今でもどこかのメディアで度々紹介されている「愛せる相棒=ファリエロサルティ」


数え切れないほどファッション物を見てきた目利きのプロフェッショナル達が紹介してるのを見ると、

「あぁ、やっぱり良いものは良いんだ」


何年経っても愛せる物を知っている・持っているって豊かなことなんだな

って考えさせられます。

 


▼「変わらない物」は『変える必要がない物』ということ

ファッション業界に関してもそう。

ホンモノが登場し世間に認知されていく。

そうすると模倣品や偽物が出回り始めます。

インターネットには同じような物が溢れて、
何が良いのか・悪いのか、よく分からなくなってきて、
見分けるためにエネルギーを費やさなきゃいけなくて、、、

みんなホンモノが良いに決まってるだけど、探すのに疲れてしまうんですよね。


だから私はこれまでもこれからも皆さんに『本当のファリエロサルティ』を提供し続けていきたい。


 

▼ファリエロサルティストのこだわり

実際のところ、手にとって確認して納得して買っていただきたいけど、ネットではそれが難しい。


だから“無料交換・返品サービス”を始めました。


私が納得のいくアイテムだと自信を持ってるからこそ、

買っていただくお客様には失敗して欲しくないんです。


はじまりから今でもずっとメールやお手紙でお客様のお声を寄せてもらっています。

お会いできないからといってもお客様の声に耳を傾けてショップを続けていきたいんです。

そこに本当の喜びがあると確信しているから。


 

▼何度も惚れるFalieroSartiの魅力

たかがストール一枚と言われるかもしれません。

でも私にとってはストールが繋いでくれるものはかけがえのないものです。


作り手の想い、こだわり、技術や伝統、デザイン、人柄

使う人が感じる心地良さ、満足感、感謝の連鎖


結晶として生み出されたのが、このFalieroSartiのストールだと思ってます。


私にとっては“たかがストール”ではなく“されどストール”です。



まるでワードローブと比喩されるサルティのストールは

服の代わりになるし、スタイリングに取り入れるだけで華やかになる。


凍える寒さも肌寒い日やジットリうっとおしい日も、
どんな時でも気持ちを上げてくれるような『相棒』です。


大袈裟じゃなく確かに『魔法のストール』です。



 

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